https://pixabay.com/ja/photos/雪-冬-霜-風邪-3063418/

403: もっふるさん 2018/05/08(火) 00:32:19.89 ID:bnV0u9wK0
588 :本当にあった怖い名無し:
05/01/25 16:10:35 ID:B3rw8V4l0 

私はド○モ関連の設備管理の仕事を
している者ですが、昨年の年末にちょっと
信じられない体験をしました。 

これまで幽霊とか妖怪とか、そういうものは
信じていませんでしたし、そういった現象に
出くわしたこともなかったのですが、 
今回の出来事は、自分のそういう認識を
ひっくり返してしまうようなものでした。
 
未だに、あれが現実の出来事だったのか、
自分の幻覚だったのか、確信は
持てないのですが・・・

404: もっふるさん 2018/05/08(火) 00:32:43.75 ID:bnV0u9wK0
去年の12月27日、私と上司2人は、
山頂にあるアンテナ鉄塔の点検に
出かけました。

山道を車で登っていったのですが、
途中で雪が深くなってきて、
その時はスタッドレスタイヤを
履いていなかったので、それ以上
進めなくなり、しかたなく神社の前に
車を置いて、1キロくらい歩く事に
なりました。

雪は表面が凍っていて、踏むとザクザクと
音がします。

不思議と木には雪が積もっていなかったので、
上司(Kさん)に聞くと、
「木の枝に積もった雪は、すぐに下へ
 落ちるからな」
と答えました。

そうやって周りの景色を見たり雪に
足を取られたりしたので、鉄塔に
近づくまでに30分以上も掛かって
しまいました。

405: もっふるさん 2018/05/08(火) 00:33:32.53 ID:bnV0u9wK0
鉄塔が間近に見えて、車道から林の中の
道に入ったあたりで、Kさんが上を
見上げながら言いました。
「木の枝に何か引っかかっているぞ」

私ともう一人の上司(Tさん)が上を見ると、
木の枝に地面から5メートルくらいの枝に、
細くて白い布みたいなものが絡んで、
風になびいていました。

更に行くと、鉄塔の回りに張ってある
フェンスやゲートの鉄格子にも、
同じものが絡みついているのが
見えてきました。

近づいてよく見てみると、それは布では
なくて紙でした。

黒で何か書かれた紙を細く裂いた
ような感じで、まだらになっています。

「山仕事に入っている人のイタズラかな?」
「気持ち悪いなぁ」
などと言い合いながら、ゲートの鍵を
開けて中に入りました。

406: もっふるさん 2018/05/08(火) 00:33:59.26 ID:bnV0u9wK0
続いて、鉄塔のドアに鍵を突っ込んで
回して開けようとしたのですが、開きません。

おかしいな~と思って反対に鍵を
回したら、今度はすんなりと開きました。

「ここ鍵が開いてたみたいですよ」
と私が言うと、Kさんに
「そんなはずはない。前に来た時にちゃんと
 鍵を閉めたはずだ」
と言い返されました。

407: もっふるさん 2018/05/08(火) 00:34:43.72 ID:bnV0u9wK0
中へ入ると、ちょっと変な臭いがしました。

それは他の2人も気が付いたみたいで、
「なんだか臭いな」とか言っています。
電源や通信のパネルを点検していると、
奥の方でTさんが
「んんん?!」
と声を上げました。

近づいてみると、階段の下あたりに
動物の毛がバサッと落ちていました。

「これ鹿じゃないかな?」
それを見たKさんが言いました。

毛を足でどけてみると、その下に血痕が
いくつかありました。

「ここで食われたのかな?」
とTさん。

それにしては骨も残っていないし、
血も少ない気がしました。

それに入口のドアは閉まっていたので、
鍵が開いていたとしても動物が
入れたとは思えません。

おかしいなぁとは思いながらも、原因が
分からないので、とりあえず毛を集めて
外に捨てました。

血痕は、外から雪を持ってきてこすったら
少し薄くなったので、そのまま放って
おくことにしました。

408: もっふるさん 2018/05/08(火) 00:35:10.77 ID:bnV0u9wK0
寒いし気味が悪いしで、早く点検を
終わらせて帰りたい一心で、私は
チェックリストを埋めていきました。

「ホゥゥゥゥ」
遠くの方でそんな感じの声が聞こえました。

アンテナの方に行っていたKさんの声かと
思って、
「Kさーん!」と叫ぶと、
「何だー!」と、別の方向から声が
返ってきました。

あれ?と思ったのですが、その時はTさんが
外で仕事していて声を出したのだろうと
思って、気にしませんでした。

409: もっふるさん 2018/05/08(火) 00:35:33.25 ID:bnV0u9wK0
ようやく点検を終えてドアの外に出ると、
自分一人でした。

Tさんを捜して周りをグルリと
回ったのですが、見当たりません。

何となく中に入るのが嫌で外で待っていると、
すぐにKさんとTさんが一緒に出てきました。

「Tさん、さっき外で呼んでませんでしたか?」

「いやぁ呼んでないよ。俺とKさんで上の
 ボルトの点検してたから」

「おかしいなー。さっき『ホゥ』って
 誰かが叫んだのが聞こえたんですけどねえ」

「それ俺らも聞いて、てっきりお前だと
 思ったんだけど…」

「違いますよ」

「いや、お前が俺を呼んだ声が意外に
 近かったから、おかしいなぁとは
 思ったんだけどな」

そんな事を言い合いながら、今度はドアに
鍵を掛けたのを3人で確認して、フェンスの
外に出ました。

細長い紙切れは気持ちが悪かったので、
あまり触らずに放っておきました。

410: もっふるさん 2018/05/08(火) 00:36:03.84 ID:bnV0u9wK0
日が暮れて暗くなりかけていたので、
急いで車の所へ戻ろうと歩き始めました。

KさんとTさんの後ろを、私が少し
離れてついて行く形で、下り坂は滑るので、
足元を見ながらうつむいて歩きました。

辺りの林はとても静かで、ザクザクと
雪を踏みしめる音だけが聞こえてきます。

灰色っぽい雲の隙間から、遠くの夕焼けが
見えていました。

411: もっふるさん 2018/05/08(火) 00:36:42.28 ID:bnV0u9wK0
私はさっきの事を考えながらボンヤリと
足元を見つめるうちに、ちょっと
奇妙な事に気が付きました。

私達は上りも下りも道の左側を歩いていて、
つまり上りと下りとは反対の側に
足跡が付いていました。

私の目の前には、TさんとKさんの
長靴の跡が並んでいたのですが、
その間にもう一つ、小さめの足跡が
ありました。

最初は自分が上った時の足跡かな?と
思いましたが、それは道の反対側にあるはずです。

上りの時には真っ新な雪面だったのが
強い印象として残っているので、私達が
上る以前に誰かが歩いた跡とは思えません。

となると、これは自分達が上った後に
付いた足跡だという事になります。

良く見てみると、その足跡は下を
向いていました。

だから、これは誰かが自分達よりも
先に下った時の足跡なのだと、
その時はそう思いました。

でも、その誰かは、いつ、どこから
山に上ったのでしょう?

それよりももっと気になる事がありました。
その足跡はどう見ても裸足だったのです。

雪の上を裸足で歩く人間は、多分
まともではありません。
私は前の二人に声を掛けるために、
視線を上げようとしました。

412: もっふるさん 2018/05/08(火) 00:37:09.42 ID:bnV0u9wK0
その時、視界の上の方、つまり、自分の
足元のすぐ前の方に裸足の足が見えました。

うわッ!と思って思わず足を止めました。

すると視界から足が消えたので、恐る恐る
視線を上げて前を見ました。

少し離れた所にKさんとTさんが並んで
歩いている他に、人影は見えません。

周囲を見渡しても、動くものなど何も
ありませんでした。

不思議に思いましたが、どうしようも
ないので、再び足元を見ながら歩き始めました。

413: もっふるさん 2018/05/08(火) 00:37:37.52 ID:bnV0u9wK0
しばらくすると、また前の方に足が見えました。

驚いて足を止めると、スッと視界から
消えます。
が、歩き出すとすぐに見え始めるのです。

小さくて白い裸足が1.5mくらい前を、
自分と同じ速さで歩いているようです。

ちょうどかかとの辺りに、白っぽい布が
掛かっているのが見えました。

もう怖くなって前を見ることが
できませんでした。
ひたすら足元を見ながら道を下って
行きます。

耳を澄ますと、前の方からKさんとTさんが
低い声で話すのが聞こえてきました。

それにザクザクという足音が被さって
いるのですが、それが3人なのか
4人なのかは分かりません。

何となく、目の前の足は音を立てて
いないように思えました。

414: もっふるさん 2018/05/08(火) 00:38:00.95 ID:bnV0u9wK0
やがて、先を行く2人の足音が途絶えました。
と同時に、視界から裸足の足がスッと
消えました。

怯えながら目を上げると、いつの間にか
車の所まで来ていました。

私は心底ホッとして、すぐに車の方に
駆け寄りました。

するとKさんとTさんが、
「これから神社に詣ろう」
と言い出したのです。

もう暗くなりかけているし、こんな所で
時間を潰していたら、路面が凍結して
帰れなくなってしまいます。

そんな事は分かっているはずなのに、
2人は
「ここまで来て神社へ行っておかないとダメだ」
「すぐに済むからお前も行こう」
などと言うのです。

入口から見ると、鳥居の奥は木が鬱蒼と
茂っていて、どこに何があるのか
全然分かりません。

こんな所へ入って行くのは絶対に
嫌だったのですが、だからと言って
ここに一人で置いていかれるのも
怖かったので、必死の思いで2人を説得して、
どうにか車に乗せることができました。

415: もっふるさん 2018/05/08(火) 00:38:27.87 ID:bnV0u9wK0
急いで車をスタートさせたのですが、
雪道なのでスピードを出すと滑ります。

なんどか危ない場面があったのですが、
2人共声を上げるでもなく黙って
シートに座っていました。

バックミラーで見ると首がグラグラ
揺れていて、まるで寝ているようでしたが、
目は開いていてジッと前を見ていました。

と、ここで来て変な事に気が付きました。
2人とも後部座席に座っているのです。

いつもは必ずTさんが助手席に
座るはずなのに・・・

そう思い始めると、もう助手席の方を
見ることが出来なくなりました。

416: もっふるさん 2018/05/08(火) 00:39:03.38 ID:bnV0u9wK0
極力前だけを見て運転するうちに、
ようやく麓まで下ってきました。

すると、今度はKさんとTさんが、
2人揃って
「ここで下ろしてくれ」
と言い出しました。

「近くに知り合いがいるから会いに行く」
と言ってききません。
「じゃあ、その家まで送りますよ」
と私が言うと、
「お前はここで帰れ」
と言い張ります。

「ここから先は道がややこしいし、帰りに
 お前が迷ってしまうかもしれない」

「早く会社に戻って、先に帰ったと
 言っておいてくれ」と。

417: もっふるさん 2018/05/08(火) 00:39:36.67 ID:bnV0u9wK0
正直自分も早く帰りたかったので、
最寄りの店の前で2人を降ろしました。

車から降りる際に、Tさんが何気ない
様子で助手席のドアを開けてすぐに
閉めたのを見た時、全身にゾワッと寒気が
きて、すぐに車を飛ばして会社に戻りました。

翌日、KさんとTさんは2人とも休みでした。

年末年始の交代勤務があるので、この
時期に休むのはおかしくないのですが、
私は昨日の事があったので凄く気に
なりました。

携帯に電話すると、Tさんには繋がり
ませんでしたが、Kさんは
「休みの日にまで電話するなよ」
と笑っていたので、その時は少しホッと
しました。

しかし結局2人とも、正月の交代勤務には
出てきませんでした。

その後、年明け早々にTさんは会社を
辞めました。

理由は聞いていませんが、辞表が
郵送されてきたそうです。

Kさんには誰も連絡が取れないそうで、
あれ以来、携帯に電話しても通じません。

山を下りた時に、無理にでも連れて
帰れば良かったと後悔しています。

418: もっふるさん 2018/05/08(火) 00:40:34.36 ID:bnV0u9wK0
678 :本当にあった怖い名無し:
05/01/26 08:26:13 ID:CA4jcXyw0

ド○モさんが女性と聞いて、なるほどと
思ってしまったのは俺だけ?

みんな忘れてるのでは?山の神は女性。
で、嫉妬深い。

女性の入山が禁忌の山もかつては
多くあったし、女性を人柱にしたり
人身御供にした例もある。

鉄塔の中の異変は、神域に鉄塔
建てちゃったんじゃないの?

もともと、そういう儀式を地元では
人知れずやってたわけで、鉄塔が建とうが、
儀式の場所は変えなかったってわけ。

昔と違うのは、生け贄が人間の女性でなく、
獲物か家畜か犬かなんかで
代用していたんじゃないかと思う。

そういう、いわば山の神の食事場所に、
三人が入っていってしまった。

入るだけでも禁忌なのに、勝手に
掃除したりするし、女性連れとあっては
黙っておれなくなったのだろう。

下山の時点で同僚二人は山の神に操られており、
禁忌を犯した代償として、ドコモさんを
置いていくよう神社に呼ばれていたわけだ。

そんで、それが出来なかったので、二人のうち
どちらかを自分のお相手として残すため、
自分の住みかに誘った。
と考えると、つじつまが合う。

行方不明の一人は、山の神様と暮らして
いるんではないかな。生死は分からないが。

いなくなったのって、どっちかっつーと
男前の方なんじゃない?

もう一人の人に、どこへ行って何が
あったか聞けば、だいたい分かりそうな
気もする。

何にしても、神社には行かなくて正解。
でもしつこい神だと、仕事にかこつけて
同じ場所に呼び出そうとするから、
そうなる前に早めにお祓いした方がいいな。

山の名前に、神っぽい名前とか女性名とか、
動物名ついてないか?

例えば八幡とか、犬神とか権現とか。

あれば、もし神社に行くのなら、同じ
系列の本社に行った方がいいな。

要するに、チンピラに因縁つけられたら、
親分のところに話をつけてもらいに
行くようなもの。

寺の方はわからんわ。


引用元
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1507758590/


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