https://pixabay.com/ja/photos/日没-ビーチ-サーフィン-5533458/

46: もっふるさん 01/10/13 01:19
一昨年友人が亡くなりました。

サーフィン仲間で、いつもいっしょに
海に入っては、夜は時にはナンパしたり、
時には今後のことなんかを真面目に
朝まで語り合ったりと、 
ホントに気の通じ合える友人でした。 

葬式には本人の意思とかで親御さんと
親族だけの出席しかなく、ひっそりとした
葬式でしたが親御さんの希望でなぜか
友人代表(?)のような形で自分が
出席しました。

その時、彼の親御さんに
「あいつの遺品やけど是非君に持っていて
 もらいたくて」
と波乗り日記
(その日の波のコンディションや、
いい波の立ったポイントなんかを
毎日つけていたもの)
と、彼がそのシーズンオーダーした新品の
お気に入りのロングボードを、
譲受ける形になりました。

続く・・・

47: もっふるさん 01/10/13 01:32
・・・ >>46 続き
 
遺品の波乗り日記には大雑把な彼が
書いていたとは思えないほど、
本当に細かく丁寧にほぼ毎日
書き込んであり、私のことも簡単にですが
書かれていることがありました。

彼のタヒ因は海中での頭部打撲による
失神のための窒息タヒでした。

たまたま一人で夕方に海に入り、
パーリング(ボードから落ちること)
してしまった際に自分のボードが頭に
ぶつかって失神してしまったまま
海水の中で窒息してしまったそうです。

その前日の彼の波乗り日記には、
いつもは箇条書きで5行くらいに
簡潔にまとめてあった内容が、
なぜか4ページにわたって、海に
対する思いが書き連ねてありました。

そして、最後に私に対してのメッセージ
かと思えるようなことが3行だけ
書かれてありました。

続く・・・

48: もっふるさん 01/10/13 01:49
・・・ >>47 続き

その内容は、
「○○とは話が合わない。○○は自分の
 考えの中でしか生きていない。
 あいつはあのままじゃだめだ。
 あいつはもっと旅をしたほうがいい。
 とてもいいやつだから特にそう思う。
 今度あったらじーっくり説教。」
(原文のままです。)

私は最初それを読んだとき最初苦笑いを
してしまいました。

前日にちょうどお互いのサーフィンに
対する考えで大口論になっていたからです。

口論はそのままお互いの人生論なんかに
まで発展し、
「二度とおまえとは海には入らん!」
の私の言葉でその夜はお開きになって
いたからです。

そういう口論はよくあることだったのですが、
いつもは彼のほうが折れて話は
終わってたのですが、
なぜかその日は絶対に折れないで
食い下がってくるもので、私のほうも
頭に血が上りすぎていたのだと思います。

実は私のほうはその日は帰って
フテ寝した後、朝になって頭が冷えると
反省して、夜電話して謝ろうと
思っていました。

今思えば、なぜ朝すぐに電話を
しなかったのかと悔やまれます。

読み終わった後しばらくぼうっと
していたのですが、自分でも
わからないままいつのまにか号泣していました。

衝動的に言ったこととはいえ、本当に
二度と彼とは一緒に海に入ることは
ないのだと思うと、涙が止まりませんでした。

苦しすぎて声を出すこともできない、
そんな感じで仕事も休み一日中
泣きつづけました。

・・・続く

49: もっふるさん 01/10/13 02:13
・・・ >>48 続き

次の日、また仕事を休み、早朝から
海に行きました。

ひとつは供養のつもりで、もうひとつは
きっと彼は今も海に入ってるんじゃないかと
柄にもなくおセンチなことを考えてしまって、
一言謝りたいと思い、今は遺品となって
しまった彼の新品のロングボードを
もって海に入りました。

「早くのりてー」
と言っていたロングボードに一度も
乗れないまま逝ってしまった彼。

さぞかし乗りたがっているだろうと思い、
遺品でもあるし、綺麗に飾っておこうとも
思ったのですが、代わりに一度だけ
乗ってやろうと思い、乗ることにしました。

沖に出たとき、まず、彼に
「ロング借りるよ」
と、次に
「ごめん」
とだけつぶやいて、波には乗らず
ボードにまたがって、しばらくボーっと
しながら、いつも口論になった後は
こんな感じで、気まずい思いでいる
私のことが分かってかいつも
「次ぎ行け!(次来る波に乗れよ!)」
とガハガハ笑いながら声をかけてきた
彼のことを思い出していました。

その時、はっきりと
「次ぎ行け!」
と後ろから声が聞こえた感じがしました。

ハッとして、沖のほうを見るととても
いい感じの波。

夢中で波に乗りました。

涙が止まりませんでした。

すごく長い時間波に乗っていたような
気分でした。

「空耳かも。。。」

と思った私は、罪悪感が聞こえさせたんだろうと
苦笑いしていたのですが、また、
「次!」
と声が。

さらに、確かに誰かがボードを
後ろから押すような感覚がありました。

続く・・・

50: もっふるさん 01/10/13 02:20
・・・ >>49 続き

今思い返すと、やっぱり罪悪感が感じさせた
幻覚(?)みたいなもんなのかな、
とも思うのですが、
確かにその時はハッキリと声を聞いた
感じがあり、押された感じも本当に
リアルでした。

だから私は、勝手に
「許してくれたんだな」
と思っています。


なんだか一番キツイ説教をされたような
気分です(ワラ


 大変長文ですみませんでした。

51: もっふるさん 01/10/13 02:44
>>46-50
おいおい、いい話じゃねーか。

ageさせてくれYO!

62: もっふるさん 01/10/14 16:11
>>46-50は泣いた。

ネタでもいい。俺は感動したyo。


引用元
https://curry.5ch.net/test/read.cgi/occult/1002357757/


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