camp_takibi_man_summer

873: もっふるさん 2020/08/15(土) 19:49:26.23 ID:s327JggG0
もう30年ぐらい経つがキャンプが
好きだった。

単純に人嫌いでバイクで森の奥まで
入って適当にテントを張る。

便利だから川の側が多かったけど、
当然誰も居ない。

それは奇妙な事に沢山出会したよ。

寝る時は食べ残しを狙って野生動物が
ウロつくから、なるべく掃除して寝るが、
酒飲むといい加減になって、夜中に
テント周りに足音と太い鼻息で起こされる。

足音と鼻息で小動物かイノシシ程度か
判断するんだけど、一番怖かったのが
足音の飛ぶような歩幅で

ザッ、ザッ、ザク

何の足音か考えてると、リズムが
ケンケンパなのに気付いた。

テント内には照明無いし、月明かりも
無い川原でケンケンパ?

子供の笑い声のようなのが聞こえたから、
テントのファスナーを開けられないように
必タヒで押さえて、ウォークマン見えない
耳に突っ込んでずっと謝ったよ。

もしかしてそんな奇妙な足音する動物も
居るのかも知れないがオレには
確認出来なかった。

いつの間にか寝て、目覚めた時には明るく、
外を見たけど何も痕跡は無かった。

秩父の河原で有った1度だけの
奇妙な音だった。

874: もっふるさん 2020/08/15(土) 20:09:15.07 ID:s327JggG0
今日は何故かとても暇になり、
今まで有った変わった事を書いてる。

これも秩父の河原だったけど、川と
並行して道路が有り、1時間に1回程度は
車が通るのが見えるような深く無い所。

キャンプに行きたいとせがまれた嫁を
バイクに乗せて、そこでテント張った。

手分けして料理の準備をするが、
川が腰までも深く無いような場所で
大きな石を伝って川岸より少し中の
綺麗そうな水を選んで準備に使った。

たまに同じ石にまで来て、身体が
触れ合う事に新鮮さを感じて
楽しんでいた。

そこでオレは急に押された。

片足を川に突っ込んで
「何すんだよー」
と笑いながら振り向くと、そこには
誰も居なく、10mぐらいか離れた所で
嫁が叫んだ。

料理の材料ぶちまけながら、
「あなたの後ろに女の人が居た」と

「押したよね、突き飛ばされたよね?」

泣きながら聞く嫁に気のせいだよと
なだめて、急いで撤収した。


引用元
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1589598024/


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