https://pixabay.com/ja/photos/東京-街-1人-人-歩く-5772124/

321: もっふるさん 2007/05/31(木) 22:33:49 ID:BcmcBX/h0
昔、友人が荻窪とかのあたりに
住んでいた。
(荻窪ではない)

ある時期住んでいたアパートは、駅から
向かう途中に個人病院があり、
その前にバス停があった。

ある年の夏、夕方にその友人のところに
遊びに行った事がある。

友人とその友人と3人で、薄暗く小雨の
降る中馬鹿話をしながら歩いた。

例の病院の前のバス停が見えてきた。
人が立っている。それだけなら何も
珍しくない。

だがその人は妙に気になった。

その人は傘を差していなかった。
まあ差すほどの雨でもないか。

髪の長い女の人で、俯いて立っていた。
まあ俯きたい日もあるか。

ベージュのトレンチコートをしっかり
着こんでいた。

今でこそ春夏もののトレンチは
珍しくないが、20年近く前は
冬物のイメージである。

私たちの格好は3人とも半そで。
とても違和感を感じたが、友人たちは
何も言わないのでそのまま通り過ぎた。

不思議とその通りでは他の人と
すれ違わなかった。

しばらく歩いてから、私は2人に
聞いてみた。

「さっきバス停にコートの人が
   いたよね~ 
   そんなに寒かったのかな~」

すると2人の顔色が変わった。

「見えたの?」
「うん、髪の長い女の人だよね?」
「ごめん!」

友人の連れが謝ってきた。

「小雨だったし、もしかしたら
 見えないかも知れないから
 黙ってたんだけど・・・」

その界隈では有名な話だったらしく、
雨の日になると出る幽霊だったらしい。

その後は、雨の日はその道を通らないで
友人の家に向かうようになった。
なのでその後は目撃してはいないが、
その佇む姿を今もたまに思い出す。


引用元
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1178987005/


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