幼い頃、東北の親戚のところへ行ったときのこと。
暇なので裏山へ一人探検にでかけた。
暗い杉林を登っていくと、手入れされたような獣道があり、
脇に古いお墓が見え、辿る先に小さな社が建っている。
暇なので裏山へ一人探検にでかけた。
暗い杉林を登っていくと、手入れされたような獣道があり、
脇に古いお墓が見え、辿る先に小さな社が建っている。
中に入ってみようとぐるっと一周するも
入り口のドアらしきものは無い。
仕方なく壁板の隙間から中を覗くと、
内壁いっぱいに何頭もの大きな
馬の絵が描かれているのが見えた。
それらは一頭づつ別々に原色的な色が
塗られていて、ポーズにもまた
それぞれ意味を持つように思える変化があった。
幼いながら、雅で幻想的な光景に目を奪われていると、
何故か気が付けば社の中に入り込んでいる。
入り口のドアらしきものは無い。
仕方なく壁板の隙間から中を覗くと、
内壁いっぱいに何頭もの大きな
馬の絵が描かれているのが見えた。
それらは一頭づつ別々に原色的な色が
塗られていて、ポーズにもまた
それぞれ意味を持つように思える変化があった。
幼いながら、雅で幻想的な光景に目を奪われていると、
何故か気が付けば社の中に入り込んでいる。
930: もっふるさん 2011/05/30(月) 06:39:38.90 ID:p/VsfDX60
我に返って出口のドアが無いことに
パニックになり
「助けてー、出してー」
と馬の絵を避けて壁をドンドンしていると
ガラッと引き戸を開けて野良着のおばさんが
助け出してくれた。
が、振り返ると今自分が出てきた社は
ただの薄暗い納屋の様で、馬の絵なんて
描かれていなかった。
出入口は一目でわかる引き戸だ。
おばさんに尋ねても、
「ここは神社だったけど今は自治会が管理している
物置だから勝手に入ってはいけない。早く帰りなさい」
と怒られるばかりで、腑に落ちないまま山を降りた。
最近ふと思い出したので、その場所を調べてみたが
やはり駒形神社で地図にも記載されている。
この幼い頃の体験、どこから幻でどこまでリアルなんだろ
パニックになり
「助けてー、出してー」
と馬の絵を避けて壁をドンドンしていると
ガラッと引き戸を開けて野良着のおばさんが
助け出してくれた。
が、振り返ると今自分が出てきた社は
ただの薄暗い納屋の様で、馬の絵なんて
描かれていなかった。
出入口は一目でわかる引き戸だ。
おばさんに尋ねても、
「ここは神社だったけど今は自治会が管理している
物置だから勝手に入ってはいけない。早く帰りなさい」
と怒られるばかりで、腑に落ちないまま山を降りた。
最近ふと思い出したので、その場所を調べてみたが
やはり駒形神社で地図にも記載されている。
この幼い頃の体験、どこから幻でどこまでリアルなんだろ
933: もっふるさん 2011/05/30(月) 08:45:55.07 ID:Cw+c2HlsO
>>929
馬の絵、気になる!どんなポーズだったの?
知人の親父さんが東北出身で、集落の
近くに古い馬頭観音の像があって
幼い頃に、像のそばで馬の幻を見たって言ってたな
山深い集落で、昔は馬が平地から荷物を
運んでくる訳だが道が悪いので命を
落とす馬(人も)が多く、弔う意味で建てられた像なのだとか
勿論、親父さんが生まれた頃には道も
整備され(それでも都会の様にはいかないが)
馬が荷物を運ぶようなことはなかった筈なのだが
幻の馬は、沢山の荷物を背に乗せてよろぼうていたのだとさ
馬の絵、気になる!どんなポーズだったの?
知人の親父さんが東北出身で、集落の
近くに古い馬頭観音の像があって
幼い頃に、像のそばで馬の幻を見たって言ってたな
山深い集落で、昔は馬が平地から荷物を
運んでくる訳だが道が悪いので命を
落とす馬(人も)が多く、弔う意味で建てられた像なのだとか
勿論、親父さんが生まれた頃には道も
整備され(それでも都会の様にはいかないが)
馬が荷物を運ぶようなことはなかった筈なのだが
幻の馬は、沢山の荷物を背に乗せてよろぼうていたのだとさ
引用元
https://toki.5ch.net/test/read.cgi/occult/1302850900/

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