小さい頃、3つ上の兄貴に霊感が
あるという話を耳にした。
兄をひいひい婆ちゃんが守ってくれてる
らしいということも。
当時霊感があるということがどういうことだか
よくわかってなかった私は、直球勝負で兄に聞いてみた。
あるという話を耳にした。
兄をひいひい婆ちゃんが守ってくれてる
らしいということも。
当時霊感があるということがどういうことだか
よくわかってなかった私は、直球勝負で兄に聞いてみた。
「兄ちゃん、ひいひい婆ちゃんが
いるってホント?」
ファミコンをやっていた兄はちらっと
こっちを見たけど、すぐにテレビ画面に
視線を戻して言う。
「いるよ」
「どこに?」
「すぐそこ」
「いないよ?」
「…うるさいなぁ…お前、ちょっと目つぶってみ」
「目?」
「つぶったら右手をパーで出して」
「こう?」
兄に言われた通り目をつぶり、
手を差し出した。
感じられるのは兄が続けている
ファミコンの音だけ。
これで何が…?と思い始めた頃、
差し出した右手を誰かがぎゅっと握った。
冷たいような暖かいような大きな手。
明らかに兄の手じゃない。
誰!?と慌てて目を開けても、そこには
ファミコンを続けている兄の姿しかない。
兄の手を見てもコントローラーを
握っているだけで、私の手を握ったような
様子はない。
というか目をつぶっている間
ファミコンはずっと進行していた。
つまり兄はコントローラーから手を
離してはいないはずだ。
でも手にはさっきの冷たいような
暖かいような感触がありありと残っていた。
一人で混乱していると
「今のがひいひい婆ちゃん」
って兄が呟いた。
気持ち悪いとかそういう感じは全くなくて、
「へぇ、今のがひいひい婆ちゃんなんだ~」
って妙に納得してしまった。
思えばあれが記憶にある中で初めての
心霊体験だったのかもしれない。
分かりにくかったらごめんね。
いるってホント?」
ファミコンをやっていた兄はちらっと
こっちを見たけど、すぐにテレビ画面に
視線を戻して言う。
「いるよ」
「どこに?」
「すぐそこ」
「いないよ?」
「…うるさいなぁ…お前、ちょっと目つぶってみ」
「目?」
「つぶったら右手をパーで出して」
「こう?」
兄に言われた通り目をつぶり、
手を差し出した。
感じられるのは兄が続けている
ファミコンの音だけ。
これで何が…?と思い始めた頃、
差し出した右手を誰かがぎゅっと握った。
冷たいような暖かいような大きな手。
明らかに兄の手じゃない。
誰!?と慌てて目を開けても、そこには
ファミコンを続けている兄の姿しかない。
兄の手を見てもコントローラーを
握っているだけで、私の手を握ったような
様子はない。
というか目をつぶっている間
ファミコンはずっと進行していた。
つまり兄はコントローラーから手を
離してはいないはずだ。
でも手にはさっきの冷たいような
暖かいような感触がありありと残っていた。
一人で混乱していると
「今のがひいひい婆ちゃん」
って兄が呟いた。
気持ち悪いとかそういう感じは全くなくて、
「へぇ、今のがひいひい婆ちゃんなんだ~」
って妙に納得してしまった。
思えばあれが記憶にある中で初めての
心霊体験だったのかもしれない。
分かりにくかったらごめんね。
772: もっふるさん 2007/12/10(月) 20:05:50 ID:5X7Uvn470
>>770
おおっ
おおっ
773: もっふるさん 2007/12/10(月) 22:17:28 ID:RvN+Nnj30
>>770
不思議な話だ
不思議な話だ
774: もっふるさん 2007/12/10(月) 23:23:27 ID:CexRkLMQP
兄ちゃんの霊とのツーカーぶりに萌える
引用元
http://hobby10.5ch.net/test/read.cgi/occult/1194433078/
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