obaasan_face

36: もっふるさん 2007/01/27(土) 20:22:44 ID:v1f1R6ir0
オレは小さい頃、家の事情でばあちゃんに
預けられていた。  

当初、見知らぬ土地に来て間もなく
当然友達もいない。  

いつしかオレはノートに、自分が考えた
すごろくを書くのに夢中になっていた。
 
それをばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み~」

ばあちゃんはニコニコしながら、
「ほうそうかい、そいつはすごいねぇ」
と相づちを打ってくれる。

それが何故かすごく嬉しくて、
何冊も何冊も書いていた。

やがてオレにも友達が出き、そんなこともせず
友達と遊びまくってたころ
家の事情も解消され、自分の家に戻った。

ばあちゃんは別れる時もニコニコしていて、
「おとうさん、おかあさんと一緒に
暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。

先日、そのばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。

遺品を整理していた母から、
「あんたに」
と一冊のノートをもらった。

開いてみると、そこにはばあちゃんが
作ったすごろくが書かれてあった。

モンスターの絵らしき物が書かれていたり、
何故かぬらりひょんとか
妖怪も混じっていたり。

「ばあちゃん、よく作ったな」
とちょっと苦笑していた。

最後のあがりのページを見た。
「あがり」
と達筆な字で書かれていた、その下に

「義弘(オレ)くんに友達がいっぱいできますように」

人前で、親の前で号泣したのは
あれが初めてでした。

ばあちゃん、死に目に会えなくてごめんよ。
そしてありがとう。

37: もっふるさん 2007/01/27(土) 21:06:36 ID:U5CEeqNz0
懐かしいコピペだな

38: もっふるさん 2007/01/27(土) 23:24:48 ID:OrgaTukf0
コピペなのか・・・
せっかくウルッときたのに。

でもいい話だ。


引用元
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1169589262/l50


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