母が高校生の時の話。
文化祭の準備の為、教室で居残り作業を
していた。
夕方になっても終わる目処がつかないので、
帰りが遅くなる旨を家族に知らせようと、
友人A子と共に校内の公衆電話へと向かった。
文化祭の準備の為、教室で居残り作業を
していた。
夕方になっても終わる目処がつかないので、
帰りが遅くなる旨を家族に知らせようと、
友人A子と共に校内の公衆電話へと向かった。
しかし同じ目的の生徒が列をなしていて、
なかなか順番が回ってきそうにない。
堪え性のないA子に促され、校外の
公衆電話まで行くことになった。
そこは霊園の脇にひとつだけぽつんとある
電話ボックスで、気味が悪く、普段なら
絶対に使いたくはないのだが、
息抜きがしたかったのと、A子も
一緒だという心強さで同意した。
道すがら、どちらが先に電話をかけるか
ジャンケンをし、母が勝った。
着いてみると先客がいた。背広姿の
細身の男性が、ボックスの中で
何やら悲壮な様子で話している。
「嫌だなあ、時間かかりそう」
と思いながらも、仕方がないので
少し離れた場所で待つことにした。
手持ち不沙汰に世間話を振ると、
A子は怪訝な顔をした。
「何?早くかけなよ」
「でも・・・人がいるから」
「ああ、あの人?あなたにも見えるんだ。
こっちの人じゃないから気にしなくていいよ」
そう言うとA子は何食わぬ様子で
さっさとボックスに入り、電話をかけた。
男性の姿はもうなかった。
母は半泣きで学校に戻り、20分並んで
電話をしたそうだ。
堪え性のないA子に促され、校外の
公衆電話まで行くことになった。
そこは霊園の脇にひとつだけぽつんとある
電話ボックスで、気味が悪く、普段なら
絶対に使いたくはないのだが、
息抜きがしたかったのと、A子も
一緒だという心強さで同意した。
道すがら、どちらが先に電話をかけるか
ジャンケンをし、母が勝った。
着いてみると先客がいた。背広姿の
細身の男性が、ボックスの中で
何やら悲壮な様子で話している。
「嫌だなあ、時間かかりそう」
と思いながらも、仕方がないので
少し離れた場所で待つことにした。
手持ち不沙汰に世間話を振ると、
A子は怪訝な顔をした。
「何?早くかけなよ」
「でも・・・人がいるから」
「ああ、あの人?あなたにも見えるんだ。
こっちの人じゃないから気にしなくていいよ」
そう言うとA子は何食わぬ様子で
さっさとボックスに入り、電話をかけた。
男性の姿はもうなかった。
母は半泣きで学校に戻り、20分並んで
電話をしたそうだ。
141: もっふるさん 2006/08/30(水) 02:03:09 ID:IMpWBfxl0
>>140 お母さんかわいい!
142: もっふるさん 2006/08/30(水) 02:21:24 ID:u5wZLsR10
そんなんやったら俺も学校に戻って
列の最後につくよ。
列の最後につくよ。
143: もっふるさん 2006/08/30(水) 04:09:32 ID:blxBVX8lO
俺ならA子に電話してもらうけどなwwwwwww
144: もっふるさん 2006/08/30(水) 06:27:38 ID:IMpWBfxl0
お母さんもA子もなんか好きなキャラだなぁ。
二人とも幸せな人生を送ってればいいな。
和んだ(´∀`)
二人とも幸せな人生を送ってればいいな。
和んだ(´∀`)
145: もっふるさん 2006/08/30(水) 09:50:21 ID:OSMJRurL0
A子強し
引用元
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1156415718/

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